リチウムVS鉛
諏訪店清水です!
晴天続きの5連休ということで、皆様あちこちへ遊びに行かれている様ですが、それでもLT工場へも沢山ご来場いただき、大変感謝です
沢山のご用命をいただきましたが、最後は明日納車になるS様コルドバンクスの仕上げをコバマル先生と続けます。
ステッカー張り付けと
洗車をして、作業完了!
S様、大変おまたせいたしました!
さて、朝に展示車の鍵を開けていたとこに何となく思い立って「リチウムイオンバッテリー」の性能についてもう少しご説明がてら実験を。
満充電状態のコルドバンクス3。
家庭用エアコンを17℃に設定し、3時間全力で動かします。
同じく満充電状態のZILノーブル。
条件は同じです。
3時間後、残量計を確認しますと、
残り32%
そしてノーブル
%表記じゃ無かったですね
およそ半分くらい?
残量の差が出たのはリチウムを積んだコルドバンクスは容量が200Ah、対するノーブルは当然300Ahの鉛バッテリーなので容量の差が出たわけですが
肝心なのが、「電圧」の差。
リチウムバッテリーはここまで消耗しても未だ13.2Vという、満充電時とほぼ変わらない電圧を示していますが、
対する鉛バッテリーは12.2V。
エアコンは停止していましたから、エアコンが稼働していた際はおそらく11V台にまで低下していたのでは無いでしょうか?
バッテリー残量 = 電圧
とならない理由はバッテリー特性が絡んできます。
要はリチウムイオンバッテリーの方が電圧が下がりにくいということで、それが最大の魅力なのですが・・・。
だんだん話が終わらなくなって来ましたね
リチウムイオンを積んだコルドバンクスはほぼ残量計どおり、つまり0%に近くなるまでエアコンが動き続ける(と思う)ということです。
ZILノーブルはバッテリー残量は計算上あるのですが、電圧降下の大きいエアコンや電子レンジは早めに使用不可になる(と思う)ということ。
もっと早くこういうネタを書くべきでしたね
まだまだリチウムイオンバッテリーは普及が遅れておりますが、キャンピングカーとの相性が抜群という事は少しでも分かっていただけたかな・・・?
それでは本日はこの辺で失礼します
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